6月7日に、東京・スペースFS汐留にて「
「きみはいい子」は「そこのみにて光輝く」を手がけた
そこから話題はこの映画のテーマである“抱きしめることの大切さ”へ。最近抱きしめられた経験を尋ねられた高良は「男友達とは高校の頃からいつも挨拶でハグしています。握手からのハグは習慣のようになっています」と返答。続いて尾野が実家に帰るたびに両親とハグをしていることを明かすと、高良も「俺もしてみようっと!」と笑顔で意気込む。
さらに会場では、かねてから妊娠中だった呉が5月29日に第1子を無事出産したことが発表され、「じーっと、息子に見つめられるたびに、親としてのとてつもない責任を感じると共に、わが子をぎゅーっと、抱きしめずにはいられなくなります」「この映画を観てくださった方が、それぞれの『しあわせ』について、考え巡らせていただけたらうれしいです」という本人のコメントが読み上げられた。高良は「監督は小柄な方なので先日会ったときには体の半分くらいがお腹というくらいだったんですけど、無事産まれてよかったです」、尾野は「(呉が)お腹が大きくても母親の実感がないと言っていたので、変化があったか聞いてみたいです。早く会いたいですね」と、祝福の言葉を贈った。
「きみはいい子」は6月27日より全国ロードショー。
呉美保監督 コメント
「きみはいい子」のプレミア試写会に来てくださったみなさま。
本当は、高良さん尾野さんとともに、公開間近の作品のために、この場に立ち、みなさんにご挨拶したかったのですが…。
私事ですが、5月29日に第一子となる男の子を出産しました。
なので、たった今のわたしは、息子のおむつを交換しているか、おっぱいをあげているか、ともに寝ているか、はたまた、泣き止まない息子をあやしているか…そのどれかだと思います。
誕生して、まだ10日にも満たない息子は、ときどき目をあけては、わたしのことをじーっと見つめます。たぶん、まだ目はちゃんと見えてないでしょうし、わたしのことをお母さんだなんて、認識もしていないのでしょうけれど。
だけどわたしは、じーっと、息子に見つめられるたびに、親としてのとてつもない責任を感じると共に、わが子をぎゅーっと、抱きしめずにはいられなくなります。
おそらくこの気持ちこそが、今のわたしにとっての「しあわせ」なのかなと。
さて、、、
思いを込めて作った映画は、完成し観客のみなさんに観ていただいた時点で、観てくださる人それぞれのものになりますので、もはや、わたしが何かを語ることもないのですが、、、
ひとことだけ。
この映画を観てくださった方が、それぞれの「しあわせ」について、考え巡らせていただけたら嬉しいですし、また、より多くの方がそうなれるように、
「こんな映画があるよ」
と、近くのだれかに伝えていってもらえたら、とっても嬉しいです。
本日は、映画「きみはいい子」を観にきてくださり、本当にありがとうございました。
関連記事
高良健吾の映画作品
関連商品
リンク
- 呉美保監督がラブシーンへのこだわりを明かす!「そこのみにて」に友近ら号泣 - 映画ナタリー
- 映画「きみはいい子」公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
映画ナタリー @eiga_natalie
「きみはいい子」呉美保が出産報告、高良健吾&尾野真千子は舞台挨拶で祝福 http://t.co/OoMKojAfAZ http://t.co/tFylistabs