葉山嘉樹の小説「淫売婦」を原作にした「ある女工記」のクランクインが決定。現在、製作資金を募集している。
生きるため売春婦に身を落とした若い女と、彼女に哀れみのまなざしを向ける青年の姿を通し、労働者の悲しみを描いた「淫売婦」。この作品を「ある女工記」として映画化する企画がこのたび動き出した。葉山の故郷、福岡県みやこ町などゆかりの地を舞台に設定し、地域の人々の協力を仰ぎながら今夏より撮影を進めていくという。
本作でメガホンを取るのは、映像ディレクターの児玉公広。キャストは「死んだ目をした少年」で冴えない中学生に扮した
クラウドファンディングサイト「MotionGallery」において開始したこのプロジェクトは、目標額を200万円に設定し、9月7日まで支援を受付中。出資者にはリターンとして、本作を収録したDVDや上映会の招待券、完成披露パーティへ参加できる権利、地元特産品の詰め合わせなどが金額に応じてプレゼントされる。詳細はプロジェクトのページにて確認を。
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- 「ある女工記」公式サイト
- 「ある女工記」クラウドファンディング詳細ページ
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映画ナタリー @eiga_natalie
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