世界で35の映画賞に輝いた「ショート・ターム」、Blu-ray版には短編映画収録

アメリカの新鋭デスティン・クレットンが監督を務めた「ショート・ターム」のBlu-ray / DVDが、6月3日に発売される。

「ショート・ターム」は、アテネ国際映画祭の観客賞をはじめ、世界で35の映画賞に輝いたヒューマンドラマ。10代の少年少女を対象とした短期保護施設を舞台に、心に傷を抱える施設の子供たちと、彼らをケアする職員たちとの交流をつづる。施設の女性職員グレイスを演じたブリー・ラーソンは、ロカルノ国際映画祭2013で女優賞を獲得するなど、同作での演技が高く評価された。

今回発売されるBlu-ray版には、クレットンが2008年に制作した短編「Short Term 12」を収録。保護施設を扱った「ショート・ターム」のもとになった作品で、サンダンス映画祭2009で審査員賞を受賞している。なおBlu-ray版では、ほかにメイキング映像やクレットンのインタビューなどが収められる。