ヴェンダースが迫る世界的写真家サルガドの冒険、予告編が到着

ヴィム・ヴェンダースが手がけたドキュメンタリー「セバスチャン・サルガド／地球へのラブレター」の予告編が完成した。

8月1日より全国で公開される本作。ブラジル出身の世界的な報道写真家セバスチャン・サルガドの波乱に満ちた軌跡を、共同で監督を務めるヴェンダースとサルガドの長男ジュリアーノ・リベイロ・サルガドが映像に収めていく。

予告編はある1枚の写真に対して「サルガドが偉大な写真家だと確信した」と話すヴェンダースの姿から始まる。写真家として戦争、難民、虐殺といった過酷な状況を目の当たりにしてきたサルガドは、やがて地上の楽園を探す旅へ。家族を愛する男としての側面を交えつつ、“偉大な冒険家”との呼び声も高い彼の勇姿が2人の監督によって捉えられる。

なお本作は、6月29日に東京・有楽町朝日ホールで行われるフランス映画祭2015にて、全国公開に先駆けた上映が決定。共同監督のジュリアーノによるトークショーも行われる。予告編を観て作品が気になった人は足を運んでみては。

フランス映画祭2015

2015年6月26日（金）～29日（月）
東京都 有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇
料金：前売り券1500円 / 当日券1700円　※当日券は学生割引あり

「セバスチャン・サルガド／地球へのラブレター」上映

2015年6月29日（月）東京都 有楽町朝日ホール
開場 13:10 / 開映 13:30