東京・新宿の歌舞伎町を舞台に、水商売を斡旋するスカウトマンたちの熾烈な抗争を描いた本作。監督の園は「男の色気と女の色気がスパークし、ぶつかり合っている。そんな映画です」と独特の言葉選びで作品のイメージを伝える。
壇上では黒いマスクを装着した山田のことを綾野が「本日は山田孝之ではなく、ざわちんさんが来てくれました」と紹介する一方で、伊勢谷はほかのキャストと記念撮影を試みるなど自由な振る舞いを見せるキャストたち。綾野は「4番バッターがこれだけ集まっていて、和気あいあいだけの現場ではありませんでした」と静かに語ろうとするも、「俺は4番ではないと思う」としきりに口を挟む山田に「お前も4番だよ!」と思わずツッコんでしまい、にぎやかな現場であったことをうかがわせた。
ヒロインを演じた沢尻について、綾野が「この10年間で一番かわいいエリカちゃんが観られます」と評すると、一同は沢尻のことを“エリカちゃん”と呼ぶ流れに。山田が「エリカちゃんが、自分が演じた役の悪さにどんどんハマってくれてやりがいがありました」と言えば、鈴木は「並たいていの女優ではないエリカちゃんです」と述べ、絶賛の言葉を次々と浴びせられた沢尻は「恥ずかしい!」と幾度も照れていた。
綾野はそんな沢尻に対して「底なしだな!」と感じたエピソードを披露。綾野らが福岡で行っていたキャンペーンに沢尻が参加した際、一同は沢尻が持ってきた酒を飲んで盛り上がったと話す。翌朝が早いにもかかわらず、沢尻は解散後も「今からラーメン食べてくる!」と1人元気な様子だったという綾野の目撃談には、会場から驚愕の声が。沢尻は目を丸くする共演者たちを横目に「最近、ウイスキーをエナジードリンクで割る、オリジナルドリンクにハマってるんです」と会場をさらに驚かせ、満足げに笑ってみせた。
「新宿スワン」は本日より全国ロードショー。なお、dTVでは映画を6話に分けて順次配信している。
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