「ドラゴン危機一発'97」がHDリマスターで復活、シネマート六本木の最後を飾る

2006年の開業以来、アジア映画を中心に上映してきた東京・シネマート六本木が、6月14日に閉館。その最後を飾る作品として、5月30日より「ドラゴン危機一発'97」HDリマスター版の上映がスタートする。

「ドラゴン危機一発'97」は、いまや中国語圏を代表するアクション俳優となったドニー・イェンが主演した1997年のカンフー映画。記憶を失った伝説の格闘家が、次々に襲いかかってくる刺客と激闘を繰り広げていく。当時、キレ味抜群のアクションで“ブルース・リーの再来”と評されていたドニー・イェンが、監督、製作総指揮、脚本、武術指導、主演の5役を務めた。邦題はブルース・リー主演作「ドラゴン危機一発」にちなんでいる。

なお、ドニー・イェンは現在マイク・タイソンと「イップ・マン」シリーズ第3弾を撮影中。