ヴェンダースが世界的写真家サルガドの軌跡をたどる、新作ドキュメンタリー

2

20

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 16 25
  • 2 シェア

ドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダースの監督最新作「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」が、8月1日より全国公開される。

「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」  (c)Sebastiao Salgado (c)Donata Wenders (c)Sara Rangel (c)Juliano Ribeiro Salgado

「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」 (c)Sebastiao Salgado (c)Donata Wenders (c)Sara Rangel (c)Juliano Ribeiro Salgado

大きなサイズで見る(全7件)

ヴィム・ヴェンダース (c)Sebastiao Salgado (c)Donata Wenders (c)Sara Rangel (c)Juliano Ribeiro Salgado

ヴィム・ヴェンダース (c)Sebastiao Salgado (c)Donata Wenders (c)Sara Rangel (c)Juliano Ribeiro Salgado[拡大]

「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」 (c)Sebastiao Salgado (c)Donata Wenders (c)Sara Rangel (c)Juliano Ribeiro Salgado

「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」 (c)Sebastiao Salgado (c)Donata Wenders (c)Sara Rangel (c)Juliano Ribeiro Salgado[拡大]

この作品はヴェンダースとジュリアーノ・リベイロ・サルガドが共同監督を務め、2014年の第67回カンヌ国際映画祭で、ある視点特別賞に輝いたドキュメンタリー。貧困や飢餓、内戦など過酷な状況を生きる人々を切り取り、50以上の報道写真賞を受賞してきた世界的写真家セバスチャン・サルガドの軌跡を追う。写真家としての活動とは別に、自然の保全や復元に尽力する環境運動家としての側面や、1人の父親としてのサルガドの姿も捉え、その素顔を複合的に描き出していく。

写真家でもあるヴェンダースは、サルガドの仕事に対して「彼は被写体となる人々を理解するために、時間をかけます。共に生活したり、共感したり、できる限り彼らの人生に関わって感情移入をしていきます。セバスチャンは彼らのためにこの仕事をしているのです」と敬意を込めてコメントしている。

1983年の東京を舞台に、小津安二郎の記憶をたどる「東京画」、ファッションデザイナー山本耀司の創作の裏側に迫った「都市とモードのビデオノート」など、敬愛する人物のドキュメンタリーを多く手がけてきたヴェンダース。監督のファンは届けられた場面写真を見て、8月1日の公開に備えよう。

この記事の画像(全7件)

読者の反応

  • 2

旅の使い @tabinotsukai

ヴェンダースが世界的写真家サルガドの軌跡をたどる、新作ドキュメンタリー - 映画ナタリー
http://t.co/IQyx2g8Ot1

コメントを読む(2件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター / ヴィム・ヴェンダース / セバスチャン・サルガド / ジュリアーノ・リベイロ・サルガド の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。