本日5月21日、東京・新宿ステーションスクエアにて「
「新宿スワン」は、和久井健による同名マンガを映画化した人間ドラマ。歌舞伎町に流れついた一文無しの主人公、白鳥龍彦が、女性たちに水商売を斡旋するスカウトマンとして働きながらさまざまな人に出会い成長していく姿を描く。園子温が監督を務め、鈴木と実写版「ルパン三世」の水島力也が脚本を担当した。
オープニングセレモニーでは、綾野扮する龍彦の8mにおよぶ巨大バルーンが披露された。クラウドファンディングを活用して作られた完成品を初めて目にした綾野は「素直にうれしいです! 歌舞伎町の方向を向いているのもいいですね」と喜びを噛み締める。沢尻も「新宿を見下ろす感じがカッコいい!」とコメント。鈴木は即座にスマホを取り出し「Instagramにアップしよう」と写真を撮ったり、立ち止まった通行人を見て「そこを通ったギャルも足を止めてましたよ! 設置されるのは期間限定だけど新しい観光スポットになるんじゃないかな」と大興奮の様子だった。
司会者に撮影時のエピソードを聞かれた綾野は、「靖国通りで僕と沢尻が全力ダッシュするシーンを撮影したんですが、沢尻は下着同然の格好で、しかも裸足なんですよ。彼女はそれを断る素振りも見せなかったんです。役者魂が半端じゃないし、男前でカッコいいと思った」と話す。沢尻は「来るものは拒まずという姿勢なので」と笑いながら返した。
そこへシークレットゲストのざわちんが、劇中で山田孝之扮する南秀吉のモノマネメイクで登場。作品を観て龍彦の大ファンになったというざわちんはこれまでにブログで龍彦のモノマネメイクも披露しているが、今回のメイクは綾野たちの前で披露することもあり「昨日は心配で眠れなかった」と明かす。しかし綾野は「本当にそっくり! 孝之がコンパクトになった感じ」と絶賛し、ざわちんに駆け寄ってメイクの細部を確認するほどだった。
最後に綾野が「この作品は男たちのカッコよさや生き抜く力を描くだけの物語ではなく、強く儚く生き続ける女性たちの話でもあります。熱量だけで作ったのではなく、1人ひとりの胸に届くようにと思いながら作ったので、ぜひ劇場に足を運んでください」と観客に訴えかけ、会場は拍手に包まれた。
この巨大オブジェは5月21日~24日までの4日間設置され、「新宿スワン」をPRする。本作は5月30日よりTOHOシネマズ 新宿ほかにて全国公開。
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