3月下旬、都内某所にてドラマ「女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。」の撮影が行われた。
「女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。」はある女子中学校のトイレだけを舞台に、120人の中から選ばれた現役女子中学生アイドル16人と小学生1人がドタバタ劇を繰り広げるGYAO!初のオリジナルドラマ。「
そんな女子中学生たちに囲まれ劇中で「おばさん」呼ばわりされながらも主演を務めるのは、
監督を務めた
「中学生ばかりの現場はもう大変。これだけ大勢いたら、演技がうまい子から下手な子まで本当にいろいろです。でもそういうカオスな感じがこの作品にはあってると思う」と話す白石。演技初挑戦の者も多い中学生のキャストたちは、白石の指示をしっかり聞いて懸命に撮影に挑んでいたが、カットの声がかかった途端に駆け寄るのは差し入れ置き場だ。中には「もう撮影が始まるから」といって菓子を没収される子の姿もちらほら。
そんな中メインキャストで唯一の大人であるみさこについて監督に話を聞くと、「彼女の面白いところは、中学生に紛れて同い歳くらいの顔をするときと一気に老けた顔になるときの振り幅が大きいところですね」と褒めているのかどうか怪しいコメント。しかし「やっぱりドラムを叩いているときの表情はたまらなくいい」と惚れ込んだ様子も見せる。一方みさこは「中学生ばかりの現場で大変ということはないですね。逆にみんなのほうがセリフを覚えるのが早くて、こっそり教えてもらったりしてます」と謙遜しつつも、監督が絶賛した演奏シーンについては「ドラムを叩いているときはありのままでいられるので」と自信をのぞかせた。
さらに監督はもう1人の主役と言える蒼波について「いろいろな監督があの子のことを撮りたがるのがよくわかる。何にも染まらない独特の存在感は、デビュー当時の蒼井優ちゃんみたい」とベタ褒め。さらに「たぶん今彼女はいくつか役を演じているうちに『あ、今役と一体化した』っていう瞬間に気付き始めてると思う。それがどんどん演技をする楽しさにつながっていくはず」と彼女の今後に期待を寄せる。
そんな蒼波はミスiD2014でのグランプリ受賞を経てデビューして以来、極度な人見知りとして知られている。例えば映画の撮影で大人に囲まれるとマイクで拾えない程度の小声になってしまったり、やっと打ち解けて会話できるようになっても1週間会わないと初対面レベルの接し方に戻ってしまったりと、彼女の内気エピソードは枚挙にいとまがない。しかしこの撮影現場での彼女は同世代に囲まれてリラックスしているのか、快活に行動しスタッフにも気軽に話しかけていた。「これまで話したことはなかったけど、撮影が始まってからはドラマの中の役みたいに仲良くなれた」と話すみさこは集合写真撮影の際に表情の硬い蒼波を笑わせ、また蒼波もシャッターが切られる瞬間にそっとみさこに身を寄せるなど、親密な様子をうかがわせる。同時に同年代の女子中学生からも「純ちゃん笑って~!」という声が上がるなど、現場には中学校の教室を思わせる和やかな雰囲気が広がっていた。
「女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。」は本日5月20日よりGYAO!にて1話から3話までを一挙無料配信。以降毎週水曜に1話ずつ更新され、常時無料配信の1話を除いた各エピソードを2週間無料で視聴できる。また今後は「完全版」の劇場公開やイベントの開催も予定されている。
関連記事
蒼波純の映画作品
関連商品
タグ
リンク
- 「女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。」公式サイト
- 無料動画 GYAO!
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
tAk @mifu75
みさこ、蒼波純ら出演「女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。」事件現場を目撃 - 映画ナタリー http://t.co/HNANXtuwQC