カリコレでハリウッド大作の“もしも”を上映、「ぼんとリンちゃん」スピンオフも

明日5月16日より東京・新宿シネマカリテにて開催される“カリコレ”こと「カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション2015」の追加上映作品が決定した。

まず1作目はアメリカ本国の公式サイトで視聴数が9億5000万を超えたアニメーション「パロウッド」。「HOW IT SHOULD HAVE ENDED」という原題の本作は、「アベンジャーズ」や「スター・ウォーズ」「ロード・オブ・ザ・リング」などのハリウッド大作が“もしもこんなエンディングだったら？”というテーマでユーモアたっぷりに描くパロディ作品だ。

2作目は小林啓一の長編デビュー作「ももいろそらを」。これは昨年のカリコレでも上映された小林の監督作「ぼんとリンちゃん」が2014年度日本映画監督協会新人賞に輝いたことを記念しての上映となる。さらに、今回新たに撮影された「ぼんとリンちゃん」スピンオフ短編もスクリーンにかけられる。

そして最後は休日登校を命じられた5人の問題児の姿を描く青春映画「ブレックファスト・クラブ」。ジョン・ヒューズが1985年に手がけた本作は、5月29日に日本公開を控えるミュージカル映画「ピッチ・パーフェクト」の中にも重要アイテムとして登場している。

さらにカリコレでは、コラムニストの山崎まどか、アートディレクターや映画ライターとして活躍する高橋ヨシキらをゲストに迎えたさまざまなイベントも展開。最終日の6月26日にはクロージング作品である「Mr.タスク」より、「シックス・センス」「A.I.」で名子役として名を馳せ、現在27歳になったハーレイ・ジョエル・オスメントが舞台挨拶を行う。