本日5月12日、東京・スペースFS汐留にて「
「鏡の中の笑顔たち」は、技術だけを追求してきた美容師の青年が、訪問美容の仕事を通じて人々を笑顔にする“心の美容師”に成長していく物語。初めて美容師役を演じるにあたり、閉店後の美容院へ通いはさみの持ち方やブローの方法を学んだという白石は「はさみを使ってカットするシーンは、医者の手術のシーンと同じくらい難しいんじゃないかと感じました」と苦労を語る。一方、主人公の同僚役の夏菜は「私、全然練習してないんです……」と笑いながら明かした。
本作のロケは北海道で行われたが、カフェのマスター役の中尾は室内での撮影のみだったという。中尾は「外の撮影は体感温度マイナス40度だったらしいけど、僕は普通に20度くらいでした」とおどけてみせる。しかし司会者に「中尾さんはぬくぬくと撮影されていたようですが……」と振られると、「僕だって外ロケが必要な役を与えられたらやりますよ! 台本にないんだもん!」と必死で弁解する一幕も。
喜多は「雪の丘のシーンは寒さと暗さで撮影を続けられなくなってしまって残念だった。南極探検隊のような画になってしまって」と悔しそうに話す。しかしその後夏菜によって、監督が美容室セットでの撮影中に「髪を切りたい」と言い出し、カットしてもらった後もケープを巻いたまま撮影を続けたというエピソードが披露されると照れ笑いを見せていた。
さらに舞台挨拶後、出演者の3人が映画ナタリーの取材に応じた。「GANTZ」に続いての共演となった白石について夏菜は「前は子犬みたいな感じだと思ってたのに、役に対してとても情熱的で、年下とは思えないくらいしっかりしていて『印象と違う!』とびっくりした」と驚きをあらわにした。白石の事務所の先輩でもある中尾は彼の演技について「主人公は僕を含めた現代の若者を象徴したような役柄。それをすごく表現できていたので彼は素晴らしい役者さんだなと思いました」と絶賛。白石は「今周りにいる人たちをよく見て、関係性を考え直してみるきっかけにしてもらえたら」と作品をオススメした。
「鏡の中の笑顔たち」は5月30日公開。なおビデオパスでは、物語の冒頭から中盤までの映像を、25分に編集した特別映像を本日5月12日より配信している。ビデオパス会員であれば誰でも無料で楽しめるので、劇場公開より一足早く楽しんでみては。
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- 「鏡の中の笑顔たち」公式サイト
- 【独占限定配信 5月31日まで】 映画「鏡の中の笑顔たち」特別編集冒頭25分ムービー ビデオパスnavi
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「鏡の中の笑顔たち」で美容師演じた白石隼也、閉店後の美容室での自主練を明かす - 映画ナタリー http://t.co/yeMBJ1j5J8