ゲキ×シネ「蒼の乱」、早乙女太一&友貴が競演し女性陣の人気を二分

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5月9日に東京・新宿バルト9にて「《ゲキ×シネ》蒼の乱」の初日舞台挨拶が行われ、主演の天海祐希松山ケンイチ早乙女太一平幹二朗が登壇した。

「《ゲキ×シネ》蒼の乱」初日舞台挨拶の様子。左から早乙女太一、松山ケンイチ、天海祐希、平幹二朗。

「《ゲキ×シネ》蒼の乱」初日舞台挨拶の様子。左から早乙女太一、松山ケンイチ、天海祐希、平幹二朗。

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ゲキ×シネは、今年35周年を迎える劇団☆新感線の舞台を映画館で体感する映像エンタテインメント。その最新作「蒼の乱」は平将門の一生をモチーフに、彼を愛し共に戦った1人の女性、蒼真の姿を描き出す。

蒼真を演じた天海は「最初の『蒼の乱』という名前が出てくるシーンがものすごく好きで、そのときに(松山と)2人で空を見上げるシーンがあるんですけど、あのときの2人がずっとずっと続けばいいなと思いながら物語を進めていました」とコメント。

「《ゲキ×シネ》蒼の乱」メインビジュアル (c)2015 ゲキ×シネ『蒼の乱』/ヴィレッヂ・劇団☆新感線

「《ゲキ×シネ》蒼の乱」メインビジュアル (c)2015 ゲキ×シネ『蒼の乱』/ヴィレッヂ・劇団☆新感線[拡大]

劇団☆新感線の舞台へ初出演した松山は「新感線がもともと大好きでした。役者をやっているなら是非出演したいと思っていた」と語る。さらに極度のあがり症であることを明かし、今回のゲネプロで足が震えていたことや、バイク免許取得の際に緊張から試験に落ちたエピソードを暴露し会場では笑いが起こった。だが、舞台上では天海に助けられたそうで、「顔をあわせるとすごく安心するんですよね。ドンといてくれたので」と厚い信頼を寄せた。

早乙女は3度目の出演となる新感線の舞台に関して「1、2回目は緊張とプレッシャーを感じていたが、今回はそういうことを考えるのをやめて、思いきり楽しみたいと思っていました」と話す。本作で弟である早乙女友貴と共演を果たしたことについて「負けられないと思っていましたし、こいつにもがんばってほしいとも思っていました」とコメントすると、天海が「太一くん派と友貴派と、女性陣が派閥に分かれていた」と現場の裏話を明らかにした。

最後に平が「芝居というのは、その1回限りで消えてしまって皆さんの記憶の中にしか残らない宿命を持っていますし、DVDは記録はするけれども舞台の熱が伝わりづらいと思います。ゲキ×シネは劇の密度とシネマの流動感があわさっていて、とても今まで見たことのない、体験したことのないスペクタクルになっていると思います。インドのボリウッド映画に負けないと思います」と作品をオススメし、舞台挨拶は終幕した。

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