遺跡や海辺も劇場に、カンヌと姉妹都市の静岡で16日間のお祭り開催

フランスのカンヌと姉妹都市の提携を結ぶ静岡市にて、「シズオカ×カンヌウィーク2015」が5月9日から24日まで開催される。

大規模なマルシェや、映画をはじめ音楽、アート、演劇、食といったさまざまなジャンルの催しが楽しめるこのイベントも、今年で6回目。例年どおり、カンヌ国際映画祭の時期にあわせての開催となった。

期間中は、街のいたるところでイベントが行われる。5月9日のプレイベントでは登呂遺跡に野外スクリーンを設置して、ジャン＝ピエール・ジュネの監督作「ミックマック」を上映。歴史ある田園空間で、映画館とは違う特別な体験が味わえる。映画館跡地のコミュニティホールで5月16、17日に行われる「七間町名作劇場」には、「スクール・オブ・ロック」「ザッツ・エンタテインメント」など4作品が選出された。

5月23、24日には清水マリンパークにて「すんぷ野外上映」を実施。特設の巨大スクリーンに、「ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日」「ガリバー旅行記」が映し出される。さらに伊勢丹の屋上にてフランスのアニメーション「絵の中の小さな人々」をワインや食事と共に楽しめる企画も。

街全体がお祭りムードになるこのイベントで、海を隔てた姉妹都市の空気を体感してみては。上映以外の公演やワークショップも多数用意されているため、気になる催しを探してみよう。