蛇の相手はお手のもの!?角を生やしたラドクリフ、ハリポタに続き蛇と共演

ハリー・ポッター役で知られるダニエル・ラドクリフ主演のファンタジーサスペンス「ホーンズ 容疑者と告白の角」より、意味深な場面写真を入手した。

凛々しい顔つきでこちらを見つめるのは、頭から角を生やし、首回りに蛇を這わせたラドクリフ。恋人殺しの濡れ衣を着せられて苦悩する中、人に心の内をすべて吐かせる不思議な力を秘めた“告白の角”を手に入れ、真犯人探しに奮闘する主人公のイグを演じた。角の力によりだんだんと悪魔のように変貌するイグは劇中、古来よりキリスト教で悪の化身と言い伝えられている蛇をしもべとして従える。

実はラドクリフは蛇と縁が深く、「ハリー・ポッター」シリーズでは蛇を相手に戦ったり、はたまた蛇語を発するなど蛇経験が豊富な俳優である。ラドクリフは今回、約2メートルのビルマニシキヘビを首に巻きつけて撮影に臨むも「蛇と仕事するのが楽しかったんだよね。蛇はとても美しい生き物で、すごく好きになったんだ！」とやはり動じなかった様子。

監督を務めた「ピラニア3D」のアレクサンドル・アジャは「蛇は『アクション！』も『カット！』も気にしないからね。俳優が蛇に順応していく様子を見るのは楽しかったよ」とラドクリフと蛇の共演について感心しながら語った。

ホラー界の巨匠スティーヴン・キングを父に持つジョー・ヒルの長編小説がベースとなった本作は、サスペンスのみならずブラックコメディや純愛ものの要素も含んだエンタテインメント作。ダークな魅力を放つ、ラドクリフの新境地に期待しよう。

「ホーンズ 容疑者と告白の角」は5月9日より全国公開。