あぶデカ、本当に最終章?舘&柴田「ヒットすれば続編、さもなくばこれが遺影」

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4月27日、神奈川県某所にて「さらば あぶない刑事」の公開撮影と記者会見が行われた。

「さらば あぶない刑事」メインキャストの4人。

「さらば あぶない刑事」メインキャストの4人。

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1988年公開「またまたあぶない刑事」のカット。まったく変わらない4人の姿がうかがえる。(c)東映・日本テレビ放送網・セントラルアーツ・ キティ・フィルム

1988年公開「またまたあぶない刑事」のカット。まったく変わらない4人の姿がうかがえる。(c)東映・日本テレビ放送網・セントラルアーツ・ キティ・フィルム[拡大]

「さらば あぶない刑事」は1986年にテレビドラマがスタートした「あぶない刑事」シリーズの10年ぶりの最新作であり、また最終章となる映画。主人公の刑事コンビ、タカを演じる舘ひろしとユージを演じる柴田恭兵、そしてカオル役の浅野温子やトオル役の仲村トオルといったレギュラーメンバーに加えて、本作では敵役として吉川晃司、タカの恋人役として菜々緒が出演する。今回のタカとユージは宿敵、銀星会の残党を追って、横浜のブラックマーケットに潜り込む。

舘ひろし

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装いを新たにした港署のセットでは、午前中にもかかわらず元気な浅野の声が響きわたる。浅野は金髪のカツラに真っ青なスーツ姿で登場しながら、「地味で地味で、皆さんのご期待に添えなくてごめんなさいね」とジョークを飛ばしていた。撮影現場はそのままアドリブを連発する浅野の独壇場と化す。しかしさすが30年前から浅野をよく知るメンバーたち。カオルがタカとユージをお茶に誘うシーンで浅野が「トオル、お前は来なくていいわ! 大人の話だから」と台本にないセリフを発すると、仲村も即座に「よかった」と返し、浅野を怒らせる一幕も。

柴田恭兵

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その後の会見にはメインキャストの4人と監督の村川透が登場。会場からは「10年ぶりに顔を合わせたこのメンバーの中で、何か変わったことは?」という質問が上がった。それに対して柴田が「舘がセリフを間違えないようになった。 前は台本をちゃんと読んでないから、犯人が誰なのかもわからずにやってたよな」と笑うと、舘は「今回はちゃんと覚えてるのに、トオルは俺が間違えるんじゃないかって目で見てくるんだよ!」と仲村を責め立てる。

一方浅野が「変わったのはトオルだな! 最近は私の言うことをスパッと切るんだもん、嫌な感じ!」と言うと、仲村が「僕だって嫌な感じですよ。こっちは一生懸命やってるのに。でもこうやっていつまでも小僧扱いされるのもありがたいことです」と話し信頼関係をうかがわせた。

左から仲村トオル、柴田恭兵、舘ひろし、爆笑する浅野温子。

左から仲村トオル、柴田恭兵、舘ひろし、爆笑する浅野温子。[拡大]

シリーズ完結編と言われている本作に対して、柴田は「大ヒットしたら次回があります」とキッパリ言い切る。舘は「『あぶない刑事』のことだから(次回の展開は)どうにでもなる。なんならハーレーから車椅子に乗り換えて拳銃撃ちますよ!」と豪語するも「ヒットしなかったらこれが遺影になります」と縁起でもない発言を繰り出した。最後に仲村が「大ヒットしたら次は僕が誰かとやります」と発言し、全員に叱られたところで会見は幕を閉じた。

「さらば あぶない刑事」は2016年正月に公開予定。

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読者の反応

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タニフジ@ハイイロジェントルダイナソー @hgd_Tsukasa

来年の正月かぁ。

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