長編アニメーション作品「
本作は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる「星の王子さま」のその後を描くオリジナルストーリー。主人公の少女が暮らす現代はCGアニメーション、王子さまが登場するシーンはストップモーションアニメーションで表現される。
オズボーンはこの名作の美しさをいかに損なわずに映像化するか不安があったと明かすも「原作で描かれた、別れや喪失。映画はそれらのテーマをしっかり受け継いでいます」と真摯に語る。少女のイマジネーションが弾けるこの作品は「ハートで何が見えるか、それが究極的なテーマ」とも説明。登場人物に命を吹き込んだキャラクター監修の四角は、デザイン画や人形の撮影風景を見せながら「原作の温かみをそのままに、作り手の愛情が伝わるよう意識しました」と作品への情熱をのぞかせた。
日本語吹替に挑戦する鈴木は、オズボーンらと共に5月に開催される第68回カンヌ国際映画祭に参加予定。「初めての海外なので緊張しています」と不安がる鈴木だったが、オズボーンが「移動が多いから歩きやすい靴で来ること。お気に入りのお菓子も持って行くといいよ」と優しくアドバイスすると途端に笑顔に変わり、映画祭への期待を伝えた。
「リトルプリンス 星の王子さまと私」は11月全国ロードショー。
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