原作は、“全国の佐藤さん”が王国の兵士扮する“鬼”から命を狙われるという大胆な設定から中高生を中心にブームを巻き起こした、山田悠介の同名小説。これまでにも映画、テレビドラマ化されてきたが、今回の園子温版ではターゲットが“佐藤さん”ではなく“JK(女子高生)”に変更されている。
予告編では「全国のJKの皆さん、あなたたちはちょっとふてぶてしいので、数を減らすことにします」というナレーション通り、女子高生たちが無残に殺されていき、トリンドル、篠田、真野の3人が恐怖に顔をゆがませながら逃げる様子が映し出される。
また、本作のイメージソングを男女2人組のユニットGLIM SPANKYが担当することも決定。この映画のために書き下ろした疾走感あふれるロックナンバー「リアル鬼ごっこ」は、7月1日に発売される。
映画「リアル鬼ごっこ」は、7月11日より全国ロードショー。
GLIM SPANKY コメント
松尾レミ(ボーカル)
「リアル鬼ごっこ」という言葉を、園監督が新たな映画で表現するならば、同じくGLIM SPANKYも音楽で表現する、という事に挑戦してみました。現在私は23歳で、大人と子供の狭間で未だ彷徨っています。この題材はそんな私にとってリアリティがありました。本音は、死ぬまで青春真っただ中でいたい。いつまで経っても何かと闘い、駆け抜け続けていたい。誰だって常に何かに追いかけられ、また何かを追いかけているはず。そんな事を考えていると、人生そのものがリアルな鬼ごっこであると気付きました。でも、逃げ切ってしまったら、捕まえてしまったらそれはそれでつまらないので、鬼ごっこから一抜けする事をしないで、遊び続けるのもどうですか? 駆け抜けている時が一番、人はキラキラしている様な気がします。
亀本寛貴(ギター)
リアル鬼ごっこというタイトル、テーマで曲を作りました。疾走感や爽やかさに加えて何かに追われている得体の知れない焦燥感をGLIM SPANKY流にロックでアグレッシブなサウンドで表現できたと思います。是非本編を見る前や見た後に聴いて映画「リアル鬼ごっこ」とリンクするものを感じていただけたら嬉しいです。
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全国のJKを一斉間引き!園子温版「リアル鬼ごっこ」で制服が血しぶきに染まる - 映画ナタリー http://t.co/UfypGSsHls原作無視して女子高生を血みどろにするなんてさすがは園子音監督。