現地時間5月21日、「悲情城市」などで知られる台湾の監督
監督のホウ・シャオシェン、キャストの
「ミレニアム・マンボ」などホウ作品に出演経験がある娘役のスー・チーは、「監督の演出はとてもさりげなく、雲、風、水、火といった人間を取り囲む自然の要素を捉えようとしているのではないかと感じている。特に、空気の流れを映像に表そうとしているのでは」と語り、「素晴らしい分析だ」とホウを感心させていた。
また、窮地に陥った娘を助ける遣唐使の日本人青年に妻夫木が扮し、初のカンヌ参加を果たした。妻夫木はこの経験を「まだよく見て回れていませんが、世界の人々と一緒にいられるだけでとても刺激的。カンヌ映画祭で上映されるような映画に参加することができてとても幸せです」と緊張気味に語った。
「黒衣の刺客」は2015年秋、日本公開予定。
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田村千穂 @chihoffen
ホウ・シャオシェン8年ぶりの最新作がカンヌで上映、妻夫木聡は初カンヌ - 映画ナタリー http://t.co/ZM1GjeCwrA