シュヴァンクマイエル新作は「虫」、新著でデザイン画を初披露

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新作を製作中のヤン・シュヴァンクマイエルによる著作「人形劇・虫・博物誌」が4月28日に出版される。

「人形劇・虫・博物誌」表紙 (c)2015 Jan Švankmajer / Atelier Peyotl Inc.

「人形劇・虫・博物誌」表紙 (c)2015 Jan Švankmajer / Atelier Peyotl Inc.

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「人形劇・虫・博物誌」より (c)2015 Jan Švankmajer / Atelier Peyotl Inc. / ステュディオ・パラボリカ

「人形劇・虫・博物誌」より (c)2015 Jan Švankmajer / Atelier Peyotl Inc. / ステュディオ・パラボリカ[拡大]

「人形劇・虫・博物誌」より (c)2015 Jan Švankmajer / Atelier Peyotl Inc. / ステュディオ・パラボリカ

「人形劇・虫・博物誌」より (c)2015 Jan Švankmajer / Atelier Peyotl Inc. / ステュディオ・パラボリカ[拡大]

「アリス」「悦楽共犯者」「サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-」など、ストップモーションアニメーションという繊細な手法により、悪夢のようにシュールでグロテスクな世界を描き続けるシュヴァンクマイエル。現在手がけている新作は、チェコスロバキアのチャペック兄弟によって1921年に発表された戯曲「虫の生活」をベースにしたもの。本書では、シュヴァンクマイエルが思い描く「虫」のデザイン画を初めて公開する。全編を手彩色で彩られたイラスト作品「博物誌」シリーズも本邦初披露。こだわりの人形と、人形劇について本人が語る録り下ろしインタビューも掲載され、ファン必読の一冊となった。

雑誌「夜想」がディレクションするギャラリー、パラボリカ・ビスでは「シュヴァンクマイエル・作品&トリビュート展」を開催している。展示にはシュヴァンクマイエルによる美術品と、個性的な作家たちが尊敬の意を込めて制作したトリビュート作品の数々が並ぶ。なお「人形劇・虫・博物誌」はパラボリカ・ビス店頭とオンラインショップにて先行販売中。展示とセットで楽しもう。

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人形劇・虫・博物誌

2015年4月28日(火)発売
発行元:ペヨトル工房
発売元:ステュディオ・パラボリカ
著者:ヤン・シュヴァンクマイエル
翻訳:ペトル・ホリー
価格:1296円

シュヴァンクマイエル・作品&トリビュート展

第2期 5月11日(月)まで開催中 ※第1期は終了
東京都 パラボリカ・ビス
開館時間:13:00~20:00 ※土日祝は12:00~19:00
入場料:500円

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パラボリカ・ビス+夜想 @yaso_peyotl

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