さよならシネマート六本木、閉館イベントで優しさあふれるマレーシア映画特集

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これまでおよそ770本以上のアジア映画を上映してきた東京・シネマート六本木が、6月14日(予定)をもって閉館となる。ラストイベント「─劇終─ THE LAST SHOW」では台湾、香港、韓国といった各国の作品が特集され、日本ではあまり上映の機会がないマレーシア映画も取り上げられる。

「グブラ」ヤスミン・アフマド監督(写真提供:マレーシア映画ウィーク)

「グブラ」ヤスミン・アフマド監督(写真提供:マレーシア映画ウィーク)

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「細い目」ヤスミン・アフマド監督(写真提供:マレーシア映画ウィーク)

「細い目」ヤスミン・アフマド監督(写真提供:マレーシア映画ウィーク)[拡大]

4月11日から19日にかけて開催される「マレーシア映画ウィーク」では、東京国際映画祭で最優秀アジア映画賞の受賞経験があるヤスミン・アフマド監督の作品群を筆頭に、新進気鋭の監督たちによるジャパンプレミア作品など20作品前後を上映する予定。多民族国家であるマレーシアならではの特別上映として、ヤスミン監督の代表作「細い目」を言語別に色分けした字幕で観るというイベントも企画されている。「細い目」は金城武の熱狂的ファンであるマレー系少女オーキッドと、香港映画のビデオを売る華僑少年ジェイソンのかわいらしくも切ない初恋物語。多色字幕版の上映後には、字幕製作者による解説が行われる。

またマレーシア文化を身近に感じられる「マレーシア文化講座(ごはん編)」と題した講座も開かれる。なぜバナナの葉を皿にするのか? なぜ手でごはんを食べるのか? 旅先で役立つのはもちろん、魅力あふれるマレーシアの食事マナーを学ぶことができるまたとない機会だ。

ヤスミン監督の妹であるオーキッド・アフマドをはじめ、ヤスミン監督作「タレンタイム」の音楽監修も務めた歌手であり俳優のピート・テオなどマレーシア映画を語るうえで欠かせないゲストが続々と来場する予定。上映作品や日程は公式サイトをチェックしよう。

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マレーシア映画ウィーク

2015年4月11日(土)~19日(日) 東京都 シネマート六本木
<上映作品>
「タレンタイム」
細い目
グブラ
黒夜行路
「15MALAYSIA」
「スリードア・ホラーズ」ほか約18作(予定)
料金:前売り1400円 / 当日1700円

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