周防正行監督が刑事司法の不条理に斬り込むドキュメント本発売

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Shall we ダンス?」「舞妓はレディ」の周防正行監督の書籍「それでもボクは会議で闘う──ドキュメント刑事司法改革──」が本日4月8日に発売された。

「それでもボクは会議で闘う──ドキュメント刑事司法改革── 」岩波書店刊

「それでもボクは会議で闘う──ドキュメント刑事司法改革── 」岩波書店刊

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痴漢えん罪をモチーフにした「それでもボクはやってない」で、日本の刑事裁判の不条理を浮き彫りにした周防監督。本書はそんな彼が、取調べの可視化などを目指す「新時代の刑事司法制度特別部会」の委員に選ばれ、会議の様子をレポートしたもの。

書籍の中で「先ほどからの警察、検察関係者からのお話を聴いていて、ああまだこんなことを言っているのかと絶望的な思いがします」と胸の内を明かしている周防監督。そんな中でも希望を捨てず、「それでもボクはやってない」で描かれたような顛末を防ぐために闘った周防監督の心情や会議の様子が、手に汗握るタッチで綴られる。刑事司法の問題点がわかりやすく説明されているので、監督のファンはもちろん、法律に関心がある人もチェックしてみよう。

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弁護士界談 @bengoshi_info

「痴漢冤罪だ」と唱えながら被害者を訴える輩の話も、ぜひ制作していただきたい >周防正行監督が刑事司法の不条理に斬り込むドキュメント本発売 - 映画ナタリー http://t.co/wSWJAl09M4

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