「ピース オブ ケイク」の劇中劇がリアル舞台化、劇団鹿殺しの丸尾が演出

9月5日公開の映画「ピース オブ ケイク」の劇中劇「ツチノコの嫁入り」が実際に舞台化されることが決定した。

ジョージ朝倉のマンガを原作とする「ピース オブ ケイク」は、言い寄られるとすぐになびいてしまうダメ女、志乃が“本気の恋愛”を手に入れるため奮闘する物語。田口トモロヲが監督、多部未華子が主演を務め、志乃が恋する男性には綾野剛が扮する。

もともと衣装デザイナーを夢見ていた志乃が劇団の衣装担当としてキャリアを積み始めるきっかけになるのが、劇団めばち娘の「ツチノコの嫁入り」という公演。映画の中では峯田和伸演じる座長の千葉や、松坂桃李演じる看板俳優の天らが出演し、自分たちの存在を認めない人類に対して復讐を誓うツチノコたちの姿が描かれる。

この劇中劇の舞台化にあたり、映画とは異なるオリジナルキャストで劇団めばち娘が旗揚げされる。演出を担当するのは劇団鹿殺しの丸尾丸一郎。劇団鹿殺しは下北沢での公演がすべてソールドアウトするほどの人気劇団であり、主宰の丸尾はCocco初主演舞台の作、演出も手がけた実力派劇作家だ。

なお劇団立ち上げに際して出演者オーディションが開催される。書類選考による1次審査の応募締め切りは5月31日なので、希望者は公式サイトを参照してほしい。

舞台「ツチノコの嫁入り」

2015年9月17日（木）～27日（日） 東京都 CBGKシブゲキ!!
作・演出：丸尾丸一郎（劇団鹿殺し）