幻の名作、ロベール・ブレッソン監督「やさしい女」が約30年ぶりに日本公開

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「スリ」「ラルジャン」のロベール・ブレッソンが監督を務めた「やさしい女」のデジタルリマスター版が、4月4日より公開される。

見つめ合う夫婦を柵越しに捉えた「やさしい女」のワンシーン。

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ポスターに使用されている「やさしい女」の印象的なワンシーン。

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「やさしい女」はブレッソン監督初のカラー作品で、1986年の日本公開以降ほとんど上映されず、ソフト化もされていない貴重な作品。ロシアの文豪フョードル・ドストエフスキーの同名小説を原作に、1組の夫婦に起こる感情の変化と微妙なすれ違いが丹念に描かれる。

「やさしい女」のワンシーン。

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演技未経験者を積極的にキャスティングするブレッソン監督は、同作でもファッション誌VOGUEのモデルだったドミニク・サンダを主演に抜擢。サンダは、年上の夫を翻弄しながらも苦悩する女性を見事に演じ、その後女優としてのキャリアを重ねていった。

また4月4日より上映を開始する東京・新宿武蔵野館ではトークイベントを開催。公開初日は映画批評家の廣瀬純、4月8日は小説家でエッセイストの山内マリコの登壇が予定されている。

「やさしい女」のデジタルリマスター版は新宿武蔵野館での上映後、全国で順次公開。

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7/18(土)公開【やさしい女】
幻の名作、ロベール・ブレッソン監督「やさしい女」が約30年ぶりに日本公開。1組の夫婦に起こる感情の変化と微妙なすれ違いが丹念に描かれる。http://t.co/8fcGQhUjsB

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