3月30日、出版社「いのちのことば社」にて「
本作は、生まれつき目と耳が不自由で教育を一切受けずに育った少女マリーと、不治の病を抱えた修道女マルグリットの交流を描いた感動の実話。マリーを演じるのは聴覚にハンディキャップを持つ20歳の新星、アリアーナ・リヴォアール。マルグリットに、フランソワ・オゾン監督「ムースの隠遁」の
ろう者が多数来場した試写会では、音楽と映像でキリストの生涯を描く「ジーザス・ストーリー」の手話通訳を担当した小早川幸枝が手話で解説。会話部分以外の情景表現が絶賛されている小早川の手話について、「字幕だけではわからない微妙な音響効果を説明してもらえるので、とてもわかりやすかった」という声が来場者から上がるなど、大成功を収めた。
また本作は、バリアフリー上映版、視覚障がい者に向けた吹替版と音声ガイダンスの制作を行う予定もあり、配給会社ではバリアフリー版に手話通訳をつけるという日本初の試みも検討している。
「奇跡のひと マリーとマルグリット」は、6月初旬にシネスイッチ銀座ほかで全国ロードショー。
ジャン=ピエール・アメリスの映画作品
リンク
- 映画『奇跡のひと マリーとマルグリット』公式サイト
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杉田正幸,Masayuki Sugita @SGTMSYK
手話解説付き試写会が大盛況、バリアフリーの輪を広げる「奇跡のひと」 - 映画ナタリー
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