大泉洋がワケあり女たちを手助け、「駆込み女と駆出し男」に見るお江戸離婚事情

井上ひさしの時代小説「東慶寺花だより」を原案に、「わが母の記」の原田眞人がメガホンを取った「駆込み女と駆出し男」の予告編が公開された。

本作は江戸時代、離婚を望む女たちの駆込み寺だった鎌倉の東慶寺を舞台に繰り広げられる人情エンタテインメント。大泉洋演じる駆出しの医者、信次郎が、樹木希林演じる離縁調停人の源兵衛と共に女たちの人生の再出発を手助けする。

このたび公開された予告編では、ナレーションと源兵衛のセリフによって東慶寺と江戸時代の離婚事情をわかりやすく説明。さらに戸田恵梨香演じる鉄練りの女、じょごや、満島ひかり演じる豪商の愛人、お吟ら駆込み女たちの悲哀が映し出されるも、「さまざまな出会いと別れが、女たちを強くする」というナレーションによって希望に満ちた展開を予感させる映像になっている。また、お吟を囲う堀切屋に扮する堤真一や、江戸時代を代表する戯作者の曲亭馬琴を演じる山崎努らの姿も。

「駆込み女と駆出し男」は、5月16日より全国ロードショー。