「ラブ＆ピース」サントラ発売、長谷川博己がカメに唄えば

園子温監督の最新作「ラブ＆ピース」のオリジナルサウンドトラックが6月3日に発売。主演を務める長谷川博己が歌った楽曲も収録される。

「ラブ＆ピース」は園子温監督が長い間温めてきた作品で、脚本が執筆されたのは20年以上前になるという。主人公は冴えないサラリーマン、鈴木良一。彼は1匹のミドリガメに出会い、運命的なものを感じる。この出来事をきっかけに、思いを寄せていた女性との接近を果たしたうえに、かつてあきらめた音楽の道でも花開き、鈴木の人生は思いもよらない方向へ……。

音楽を愛する男、鈴木が結成したロックバンド「レボリューションQ」。そのデビュー曲の作詞作曲を園監督が手がける。タイトルは映画と同じ「ラブ＆ピース」。なお主題歌には、RCサクセションの「スローバラード」が選ばれた。

ちなみにこの映画では、園監督作おなじみの3大要素、血が出る、人が死ぬ、エロはすべて封印されている。「ラブ＆ピース」は6月27日より全国で公開。