飾窓の女

飾窓の女

カザリマドノオンナ

上映時間:99分 / 製作:1944年(米)

解説 犯罪心理学の教授は初老に入ってすでに功なり、アバンチュールを楽しむほどの冒険心もなく、単調な毎日を送っている。そんな男がショーウインドウに飾られた絵のモデルに強く惹かれる。ある夜、いつもは1杯の晩酌が3杯になって足元をふらつかせて路上に出ると、あの絵の女がウインドウに反射する位置に立っているではないか。こうして教授は女と運命的な出会いを果たし、犯罪に巻き込まれ、やがて、のっぴきならない事態に追い込まれていく。しっとりと濡れた夜のムード、タバコの火を求める宿命の女、雨の林の死体遺棄、凄腕の刑事、第三者の恐喝、そして追い詰められた末の第2の犯行――。そんな映画的なお膳立てに加え、伏線の効いたストーリーテリング、無駄なく揺るぎのない巨匠の演出、とすべてが一級品の犯罪サスペンス。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:フリッツ・ラング

キャスト

エドワード・G・ロビンソン
ジョーン・ベネット
ダン・デュリエ
レイモンド・マッセイ
エドモンド・プレオン

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