オール・ザ・キングスメン(1949年)

オールザキングスメン

上映時間:109分 / 製作:1949年(米)

解説 地方政治の腐敗を暴露したR・ロッセンの問題作。原作は、ピュリッツァー賞受賞の小説。政界浄化を狙って選挙に出馬した理想主義者の公務員が、二度の落選で汚いやりくちを覚え、3度めで州知事に当選する。しかし彼はそのとき、自分が攻撃していた汚職、恐喝などの悪にまみれた独裁者に変貌していた。そして心ある人々の糾弾に対して策謀をめぐらす……。R・ロッセン監督は、これを良質のエンターテインメントとしてギャング映画のような面白さで見せる。権力者の私生活という題材、記者の眼を通して描く語り口は、もう一つの「市民ケーン」といえよう。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:ロバート・ロッセン

キャスト

ジャック・バーデン:ジョン・アイアランド
ウィリー・スターク:ブロデリック・クロフォード
アン・シーモア
マーセデス・マッケンブリッジ

受賞歴

第22回アカデミー賞
作品賞 / 主演男優賞 / 助演女優賞

第7回ゴールデングローブ賞
作品賞 / 主演男優賞 / 助演女優賞 / 監督賞 / 新人女優賞