沓掛時次郎(活弁トーキー版)
クツカケトキジロウカツベントーキーバン
上映時間:63分 / 製作:1929年(日本) / 配給:日活太秦
解説 かつての日本映画には“股旅もの“と称するジャンルがあったが、これはそのハシリともいうべき名作。ヤクザ渡世の義理のために一匹狼の渡世人・沓掛時次郎は一人の男を斬るが、その男の死に際の頼みで女房と子供を彼らの実家へ送り届ける旅をすることになる。旅を続けるうちに、時次郎を夫の敵と憎む彼女の心も次第に変わっていく……。昭和初期の大スター、大河内伝次郎の代表作の一つ。同作品のリメイク版は数多く製作され、戦後だけでも1954年日活の佐伯清監督作品、1961年大映の池広一夫監督作品、さらに衣笠貞之助の「浅間の鴉」(1953・大映)や加藤泰の「沓掛時次郎・遊侠一匹」(1966・東映)などがある。
スタッフ |
監督:辻吉郎 |
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キャスト |