エノケンの猿飛佐助(ありゃりゃの巻・どろんどろんの巻)
エノケンノサルトビサスケアリャリャノマキドロンドロンノマキ
製作:1937年(日本) / 配給:1938・東宝東京
解説 佳編「エノケンのちゃっきり金太」と、「エノケンの法界坊」の間に作られた1938年の正月用作品。戦前のエノケンものはもっぱら山本嘉次郎監督とのコンビ作品が有名であり、東宝喜劇映画のドル箱路線となっていた。しかし山本嘉次郎一人に演出を任せておくわけにもいかず、新たに「あきれた連中」「僕は誰だ」などの喜劇に才を見せた岡田敬を起用したのが本作品である。半人前の忍術師・猿飛佐助が、忍術の師匠である老仙人自らが変身した万人力のしゃもじを使い、真田幸村と十勇士の暗殺を狙う隣国の城主の息女・瀧姫と結婚するハメになるまでを描く。エノケンは、佐助としゃもじに化けるモウロク仙人との二役を演じている。
スタッフ |
監督:岡田敬 |
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キャスト |