生物みなトモダチ・パート2 教育篇 ~トリ・ムシ・サカナの子守歌
セイブツミナトモダチパート2キョウイクヘンートリムシサカナノコモリウタ
上映時間:156分 / 製作:1988年(日本) / 配給:「生物みなトモダチ」製作委員会
解説 名作「上海」「戦ふ兵隊」を作った文字通り日本の記録映画界を代表する反骨の作家・亀井文夫の最後の作品。自ら本作を遺言と語った彼は、独自の視点で現代の諸問題(受験・中絶・核など)を提示し、メッセージを突きつける。また、副題が「鳥になった人間(亀井)のシネ・エッセイ」とあり、この映画は飛躍する映像のコラージュで成り立っている。脚本を詩で書いてその通りに撮らせ、現場へ行かずに編集室で映画を作る亀井の真骨頂を示すが、それは“メッセージのため強引にカットをねじ伏せる“という批判の対象にもなった。彼の強靭な批判精神と不屈の意志は、衆目が認めるところだ。
スタッフ |
監督:亀井文夫 |
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