私は20歳(はたち)
ワタシハハタチ
上映時間:198分 / 製作:1962年(ソ連)
解説 1960年代初頭のモスクワを舞台に、人生で一番輝く時を生きる若者たちの心模様を描いた青春映画。その内容が当時のソ連首相フルシチョフの怒りを買い、大幅に修正を命令され、公開も1965年まで延期されたいわくつきの作品。ペレストロイカを迎えるにあたり、監督自らがオリジナルを復元し、1990年に完全版が完成、1995年に日本で初めて公開された。兵役から帰ってきたセリョージャは、友人たちとともに自由な日々を過ごすうちに、自分が何を求めているかを悩み始める。そんなある日、彼は名士の娘アーニャと恋に落ちる。夜露に濡れる白夜の町並みやメーデーのパレード・シーンなど、繊細かつ大胆なモノクロの映像が印象深い。アンドレイ・タルコフスキーやアンドレイ・ミハルコフ・コンチャロフスキーらが特別出演している。
スタッフ |
監督:マルレン・フツィエフ |
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キャスト |
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受賞歴 |
第26回ヴェネツィア国際映画祭 コンペティション部門
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