シバジ 快楽の報酬

シバジ 快楽の報酬

シバジカイラクノホウシュウ

上映時間:93分 / 製作:1986年(韓国)

解説 「ハラギャティ」で一躍脚光を浴びたI・グォンテク監督。韓国を代表する映画作家の一人として活躍する彼が、1986年に撮った問題作。朝鮮・李朝末期。両班(ヤンパン=地方の名家)のシン家では、後継ぎができないため、シバジ(代理母)を雇うことになった。いろいろな候補者を試した末ようやく決まったのはまだ17歳の処女、オンニョだった。シン家にやって来て、その立派な屋敷に驚くオンニョ。そして彼女は代理母としての役目を見事に果たすのだが、シン家の当主、サンギュと愛し合うようになっていた……。社会の底辺に生きる女性の悲しみと封建制の不条理さをえぐり出したストーリー。“韓国の溝口健二“と呼ばれるイム・グォンテク監督らしい作品といえるだろう。主演は「鯨とり2」で注目され、イム監督と再び組んだ「ハラギャティ」のカン・スヨン。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:イム・グォンテク

キャスト

カン・スヨン
イ・グスン
パン・ウンジン
パン・フィ
ユン・ヤンハ

受賞歴

第44回ヴェネツィア国際映画祭 コンペティション部門
最優秀女優賞

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