ジプシーの唄をきいた

ジプシーノウタヲキイタ
Skupljaci perja

上映時間:86分 / 製作:1967年(ユーゴスラビア)

解説 ユーゴ映画界において「時代」「スリー」(ともに未公開)といった意欲的作品で、同国の“新しい波“と称されるペドロヴィッチ監督の第4作。ヨーロッパ各地で生活を営むジプシーの部落にオール・ロケを敢行し、そこに生きる人たちのロマンに満ちた生活を、セミドキュメンタリー・タッチで描写。主人公の男ボラは、羽根買いをして毎日の生計を立てているが、金が入れば泥酔して踊り、歌う、典型的なジプシーだ。監督は、民族性豊かで自由気ままに生きる主人公の生き方を温かい目で見つめ、カメラに収める。主演のフェーミュはこの作品の成功で一躍国際スターになり、「冒険者」(1970)などで活躍。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:アレクサンドル・ペトロヴィッチ
音楽:アレクサンドル・ペトロヴィッチ

キャスト

ベキム・フェーミュ
ゴルドナ・ヨヴァノヴィッチ
バタ・ジボイノヴィッチ

受賞歴

第20回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門
審査員特別賞

第20回カンヌ国際映画祭
FIPRESCI賞(国際映画批評家連盟賞)