オーソン・ウェルズ イッツ・オール・トゥルー
オーソンウェルズイッツオールトゥルー
上映時間:86分 / 製作:1942年(1993・米=仏)
解説 O・ウェルズの未完の作品で新たに発見されたフィルムと、製作にかかわった人たちへのインタビューにより構成された作品。1942年にO・ウェルズは南米を舞台にドキュメンタリー・タッチのオムニバスを撮影していたが、ブラジルでは独裁政権と衝突し、メキシコでは第2話の撮影が中断したまま、出演者の一人が事故死する。結局、製作は中止され、フィルムは行方不明になる。そして1985年にフィルムが発見され、第3話「筏の四人」がほとんど残っていたが、第1話はほとんど見つからず、第2話は未完のままだった。「筏の四人」は事故死した漁師の仲間が自分たちの窮状を訴えるために筏に乗ってリオデジャネイロまで航海する話である。この「筏の四人」をもとに、残されたその他のフィルムの断片、関係者へのインタビューを加えて再構成している。O・ウェルズらしい緊張感にあふれた映像が見られるほか、彼の映画の作り方を知ることができる。
スタッフ |
監督:オーソン・ウェルズ |
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キャスト |