聖なる泉の少女

あらすじ・ストーリー　トルコ国境に隣接するジョージアの山の村。聖なる泉を守り続けてきた男は老い、娘のナメに後を継がせようとする。だが、ナメには恋しい人がいて、普通の子のように自由に生きることに憧れていた。そんな折、水力発電所の建設により、泉に変化がもたらされる。

解説　2018年アカデミー賞外国語映画賞ジョージア代表となった、ジョージアの辺境を舞台にした寓話的な物語。村人たちの心身を癒してきた泉の守護者である父と娘の葛藤を描き出す。小規模な物語を通し、近代化と自然、信仰と世俗のせめぎ合いなどジョージアの現実を映し出したザザ・ハルヴァシ監督の手腕が光る1作。また、静謐なる映像美にも注目。

スタッフ	監督：ザザ・ハルヴァシ
キャスト	ナーメ：マリスカ・ディアサミゼ アレコ・アバシゼ エドナル・ボルクヴァゼ ラマズ・ボルクヴァゼ ロイン・スルマニゼ

「聖なる泉の少女」予告編