ルック・オブ・サイレンス

あらすじ・ストーリー　虐殺で兄を失った眼鏡技師の青年アディは、オッペンハイマー監督が撮影した加害者へのインタビュー映像に衝撃を受ける。今も怯えながら暮らす母のためにも罪を認めさせたいと願い、加害者に“無料の視力検査”を行い警戒をそらしながら質問を投げかけていく。

解説　インドネシアで起きた大虐殺の真実に加害者の視点から迫った『アクト・オブ・キリング』のジョシュア・オッペンハイマー監督が、被害者の視点から見つめ直したドキュメンタリー。被害者の弟で眼鏡技師の青年が、加害者たちに無料の視力検査を行いながら核心をついた質問を投げかける様を映し出し、“責任なき悪”の象徴を浮かび上がらせていく。

スタッフ	監督：ジョシュア・オッペンハイマー
受賞歴	第71回ヴェネツィア国際映画祭 コンペティション部門 銀獅子賞（審査員大賞） 第71回ヴェネツィア国際映画祭 国際映画批評家連盟賞