たそがれ酒場
タソガレサカバ
上映時間:94分 / 製作:1955年(日本) / 配給:新東宝
解説 “たそがれ酒場”と呼ばれる大衆酒場は、薄幸の老ピアニスト、その愛弟子のバリトン歌手、戦時中に描いた戦争画で名をなしたことに責任を感じている老画家、旧軍人、サルトルを論ずる大学講師や学生たちで今日もにぎわっていた。この酒場随一の出し物はエミー・ローザのストリップ・ショー。ショーが始まって間もなく、エミーの元パトロンがエミーを切りつける事件が起こる……。おのおの異なる職業を持つ人物の出入りする大衆酒場を舞台にして、ある日の夕刻から深夜までの7時間ほどの間に起こる、様々な事件や人の出会いを“グランド・ホテル形式”で描く内田吐夢の佳編。脚本の灘は、新聞記者で初めてシナリオを書いた無名の新人であった。
スタッフ |
監督:内田吐夢 |
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キャスト |