花咲く港
ハナサクミナト
上映時間:82分 / 製作:1943年(日本) / 配給:松竹大船
解説 南九州のある港町に、昔ある男が漂然とやって来て造船所を造ろうとしたが失敗。しかしその男は豪胆な性格のため、人々から尊敬をもって迎えられる。ある日、男は突然南方へ旅立って行く。それから15年が過ぎ、その男の遺児と名乗る男が港町に出現。それに続いてまた一人、遺児と名乗る男がやって来る。二人の遺児は兄弟だった、と思いきやそれは真赤な嘘。彼らペテン師が純朴な村人たちの中で繰り広げる騒動を描いたユーモラスな作品。木下惠介の第1回監督作である。木下は最初松竹蒲田の現像部に入社、その後撮影部に転じ、入社3年目にして念願の演出部に移った。やがて書き続けた脚本が認められ監督に昇進した。DVDは「木下惠介 DVD-BOX 第1集」に収録。
スタッフ |
監督:木下惠介 |
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キャスト |