天国の大罪
テンゴクノタイザイ
上映時間:115分 / 製作:1992年(日本) / 配給:東映東京
解説 人種のるつぼと化した近未来の東京を舞台に、女検事からマフィアの情婦へと、流転の道を歩む一人の女を描いたラブ・サスペンス。主役の衣畑遼子に、吉永小百合が扮し、母親役からアクションまで、多彩な演技を披露しているが、相手役の松方弘樹との組み合わせは今一つピンとこない。もう一人の相手役、チャイニーズ・マフィアに扮したオマー・シャリフは、演技自体は重厚だが、吉永とのコンビでは、年齢差がありすぎた。当初、これは「華の乱」(1988)のすぐあとに、松田優作と吉永の共演作として企画された作品だったが、松田の急死でかなわなかった。
スタッフ |
監督:舛田利雄 |
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キャスト |