ピクニック(1936年)
ピクニック
UNE PARTIE DE CAMPAGNE
上映時間:39分 / 製作:1936年(仏)
解説 巨匠ルノワールが、モーパッサンの小説『野あそび』を繊細な筆致で映画化した珠玉の傑作中編。ある日、パリから郊外にピクニックにやって来た家族。男たちがうたた寝している間に、一家の妻と娘はそこで出会った青年たちに誘われ、ボート遊びに興じていく……。突然の雨や風がアクセントを添える川辺の自然美を捉えた絵画的映像の中に、娘と青年の忘れがたい出会いと別れのドラマを描出。当初編集したフィルムは戦時中にドイツ軍に没収されたが、撮影から十年を経た戦後、本作の助監督を務めたジャック・ベッケルがルノワールの脚本にしたがって再編集し完成させた。日本では1977年に公開された。
スタッフ |
監督:ジャン・ルノワール |
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キャスト |