続清水港(『清水港代参夢道中』)
シミズミナトタンシュクバン
上映時間:89分 / 製作:1940年(日本)
解説 マキノ雅広監督・片岡千恵蔵主演によるご存じ森の石松・金比羅参りの一席。ある劇場の演出家・石田は“森の石松”の舞台稽古がうまく進まずふて寝するが、その夜ふと目を覚ますと石田は清水港の森の石松になっていた……。物語の最初と最後に、現代のエピソードを持ってくるというシャレた構成になっており、さらに当時の浪曲界で人気ナンバーワンであった広沢虎造を、片岡千恵蔵と共演させて浪曲をたっぷり聞かせる。まさにお盆映画にふさわしい娯楽性十分の快作である。なお、この映画は戦後、沢島忠監督・中村錦之助主演で「森の石松鬼より恐い」という題で再映画化された。
スタッフ |
監督:マキノ正博 |
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キャスト |