影なき狙撃者

カゲナキソゲキシャ
THE MANCHURIAN CANDIDATE

製作:1962年(米)

解説 「フレンチ・コネクション2」「ブラック・サンデー」など、骨太な社会派サスペンスで定評のあるJ・フランケンハイマー監督の代表作。暗殺者に洗脳された男の姿をドキュメンタリー・タッチで描いた、戦慄のスパイ・サスペンスである。1953年、朝鮮戦争で中共軍の捕虜となったマーコ大尉は、釈放され帰国後、情報局に勤務。ある日、捕虜仲間のショウ軍曹が、中共軍の命令に従い戦友を殺す夢を見る。時置かず、ショウの妻と父親が何者かに射殺された。ダイヤのクイーンを見ると催眠状態に陥り、無意識に殺人を犯すショウ。黒幕はいったい誰? 緊張感みなぎるラストのドンデン返しが鮮烈。再映時に「失われた時を求めて」と改題された。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:ジョン・フランケンハイマー

キャスト

フランク・シナトラ
ローレンス・ハーヴェイ
ジャネット・リー
アンジェラ・ランズベリー
ヘンリー・シルヴァ

受賞歴

第20回ゴールデングローブ賞
助演女優賞