幻魔大戦
ゲンマタイセン
上映時間:132分 / 製作:1983年(日本) / 配給:角川春樹事務所
解説 すでに実写作品によって邦画界に新風を送り込んだ角川映画が、劇場用アニメに進出した第1作。原作の『幻魔大戦』はコミックと小説の両ジャンルで様々な展開がなされているが、この映画版は石ノ森章太郎と平井和正により最初に発表されたマンガ版をベースにしている。トランシルバニア王国の王女ルナは、宇宙エネルギー生命体で善の象徴であるフロイから、破滅と悪のエネルギー生命体“幻魔”の地球来襲を知らされた。ルナはこれを迎え討つため、フロイが地球に派遣したサイボーグ戦士ベガとともに、日本の高校生・東丈をはじめとする世界各地の超能力者たちに参加を呼びかける。そして幻魔一族と超能力戦士たちとの、ハルマゲドンが開始された……。キャラクターデザインに、当時気鋭のマンガ家として注目を浴びていた大友克洋を起用し、それまでのアニメキャラとは異なる、新鮮なデザインが話題を呼んだ。正義の超能力戦士たちと幻魔一族とを光と影の見事なコントラストで描き分ける。特に富士山を舞台にした、ラストの決戦シーンは圧巻。
スタッフ |
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