八月の狂詩曲(ラプソディー)

八月の狂詩曲(ラプソディー)

ハチガツノダプソディー

上映時間:98分 / 製作:1991年(日本) / 配給:黒澤プロ

解説 1965年の「赤ひげ」以降、ほぼ5年に1本のペースで撮っていた巨匠・黒澤明が、前作より1年という短期間で撮り上げた注目の第30作。長崎の片田舎で暮らす老婆・鉦のもとにハワイの大富豪となった兄から突然エアメールが届き、息子たちは大喜びでハワイへ行く。その間、夏休みを利用して鉦のもとに訪れた4人の孫たちは、彼女の昔話から原爆の悲惨さを理解していく。やがてハワイから鉦の甥にあたるクラークがやって来るのだが……。村田喜代子原作『鍋の中』を映画化した反核映画。クラーク役にR・ギアを起用したりと話題が多かったが、その反核を意図する描写は米国のマスコミを大いに騒がせた。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:黒澤明

キャスト

鉦:村瀬幸子
忠雄:井川比佐志
芽島成美
たみ:大寶智子
信次郎:伊崎充則
良江:根岸季衣
登:河原崎長一郎
縦男:吉岡秀隆
みな子:鈴木美恵
クラーク:リチャード・ギア

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