老人Z
ロウジンゼット
上映時間:80分 / 製作:1991年(日本) / 配給:東京テアトル=ザ・テレビジョン=ソニーミュージックエンタテインメント=テレビ朝日=ムービック
解説 「AKIRA」に続いて大友克洋がアニメ映画に挑戦した、ブラックな笑いに満ちたロボット・アクション。高年齢化社会へ突入した近未来の東京で、厚生省が最新コンピュータを組み込んだ全自動看護ベッド・Z-001号を開発。ところがモニターに選ばれた87歳の寝たきり老人の意識が、ひょんなことからコンピュータを感化し、Z-001号は彼の願望をかなえようと暴走を始める。手当たりしだいに物を取りこみ、増殖を続けるZ-001号の起こす騒動は、老人を救おうとする看護学院の女子学生や厚生省の役人を巻き込んで、警察との激しいチェイスに発展していく。“老人問題”を逆手にとっての痛烈な風刺が、見事に決まっている。漫画家の江口寿史によるキャラクターデザインも話題に。
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