欲望(1966年)
ヨクボウ
BLOW-UP
上映時間:112分 / 製作:1966年(英)
解説 カメラマンを主人公としたJ・コルタザールの小説にインスピレーションを受け、ロンドンでロケした作品。原題は、写真の引き伸ばしを意味する。売れっ子のカメラマン、トーマスは、深夜の公園でアベックを盗み撮りする。それに気付いた女の方は、トーマスのスタジオにやって来て体を代償にネガを取り戻そうとする。トーマスは、女に別のネガを渡し、アベックのネガを現像し、引き伸ばしてみると、草の上に何かが写っている。夜、公園に行ってみると、そこには男の死体があった。そして彼の留守中、スタジオから例のネガが消え、公園からは死体が消えていた。ラストでは若者たちが、目に見えない球でテニスをしている。アントニオーニが新境地を示した意欲作。
スタッフ |
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受賞歴 |
第20回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門
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