恐るべき子供たち
オソルベキコドモタチ
製作:1950年(仏) / 配給:フランス映画社
解説 J・コクトーが1929年に発表した小説を、「いぬ」「サムライ」など、後のフィルム・ノワールの名作を作り上げたJ・P・メルヴィルが映画化。彼は1700万フランを投じて完成させたこの作品により、一躍戦後フランスを代表する映画監督にのし上がった。エリザベートとポールは、二人だけの世界を持つ、強い愛情で結ばれた姉弟。この二人の間に、ジェラールという少年が入り込む。3人の関係はやがてモデルの仕事を始めたエリザベートのモデル仲間、アガトの登場で複雑化する。姉弟以外の異性に目を向けたエリザベートとポールは、知らぬ間に二人だけの世界を崩壊させていった……。ナレーションを、原作者コクトーが担当している。
スタッフ |
監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
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キャスト |