あらすじ・ストーリー
2022年、4月。
新たに発足された内閣には、厚生労働大臣として初入閣を果たした若手議員・清家一郎の姿があった。リベラルな言動が国民の支持を集め、未来の総理候補と目される清家は、若返りを図る新内閣の目玉として華々しく注目を集めていた。
同じ頃、東都新聞文芸部の記者・道上香苗は、このほど清家が刊行した自叙伝の紹介記事の取材で愛媛県・松山にある彼の母校を訪れていた。しかし担任の口から語られたのは、現在の頼もしいイメージとはかけ離れた彼の姿と、自叙伝には登場しない鈴木俊哉というブレーンの存在。高校時代、鈴木は清家を指導して生徒会長に押し上げ、政治家となった今もなお秘書として清家を側で支えているのだという。
「それほど重要な人物を、清家はなぜ自叙伝に登場させなかったのか」
違和感を覚えた道上は、その理由を探るべく、当時の関係者を取材しようと意気込む。
そんな中、道上に一本の電話が入る。相手はかつて社会部の敏腕記者でしばらく会っていなかった父・兼髙。「調べていることがある」と言い、道上に相談を持ちかけたその瞬間! 兼髙は突然の交通事故で絶命してしまい…。
道上が追い始めた人気政治家とその秘書の“奇妙な関係”。その矢先に訪れた兼髙の突然の死──そして、これから待ち受ける衝撃の展開と真実とは?
野望と失脚、陰謀と裏切り…人間の欲望と謎が絡み合う、スリリングな物語が幕を開ける!(第1話 / 公式情報より)
解説
早見和真が2021年に発表した同名小説を原作とする政治サスペンス。若き人気政治家・清家一郎とその有能な秘書・鈴木俊哉を取り巻く黒い闇に、新聞記者の道上香苗が迫る。道上を演じるのは水川あさみ。鈴木に玉山鉄二、清家に櫻井翔が扮する。
キャスト |
道上香苗:水川あさみ
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スタッフ |
原作:早見和真
「笑うマトリョーシカ」
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放送情報 |
TBS系 2024年6月28日(金)スタート 毎週金曜 22:00~22:54 |
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