堀田真由「もがいていた頃の作品と、上京当時の自分に重なる映画」

文 / 浅見みなほ

堀田真由の“私の1本”

「あの日のオルガン」

“疎開保育園”の実話を平松恵美子が映画化した、2019年公開の映画。太平洋戦争末期、東京の保母たちが、園児たちを空襲から守るべく集団疎開を試みるさまが描かれる。保母たちのリーダーを戸田恵梨香が演じ、大原櫻子、佐久間由衣、三浦透子らもキャストに名を連ねた。堀田は、保母の堀之内初江を演じている。

▼「あの日のオルガン」DVD販売中
税込価格：4180円
発売元：中央映画貿易
販売元：オデッサ・エンタテインメント

堀田真由の“私を作った1本”

「レディ・バード」

「ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語」のグレタ・ガーウィグが単独監督デビューを果たした2018年の公開作。ガーウィグの自伝的要素を盛り込み、自らを“レディ・バード”と呼ぶ17歳の少女の心情をみずみずしく映し出す。「ブルックリン」のシアーシャ・ローナンが主人公を演じた。

▼「レディ・バード」Blu-ray / DVD販売中
税込価格：Blu-ray 2075円 / DVD 1572円
発売元： NBCユニバーサル・エンターテイメント
※2020年10月現在

堀田真由 プロフィール

1998年4月2日生まれ、滋賀県出身。連続テレビ小説「わろてんか」や、「3年A組―今から皆さんは、人質です―」「チア☆ダン」「恋はつづくよどこまでも」といったドラマ、「虹色デイズ」「プリズン13」「殺さない彼と死なない彼女」といった映画に出演した。現在はTBS系の日曜劇場「危険なビーナス」と、Paraviオリジナルストーリー「安全なビーナス」に出演中。また2020年11月9日からWOWOWプライムで放送される「殺意の道程」や、2021年初春公開の映画「ライアー×ライアー」にも出演している。non-no専属モデルや、ゼクシィ13代目CMガールとしても知られる。